人間は・・・いや生きているものは、睡眠が不可欠ですね。

では、なぜ眠らないと生きていけないのでしょうか?

睡眠というのは脳と身体を休める行為だというのはよく聞きます。
実は身体の休息よりも、脳にとって大事な意味があるようです。

大脳は起きてる間は常に活動しています。
睡眠不足になると、ぼうっとしてきます。

脳にも休息が必要なのですね。

睡眠のメカニズムを詳しく知るためには、レム睡眠とノンレム睡眠について理解する必要があります。

簡単に言えば、ノンレム睡眠は「深い眠り」で「脳の休息」。レム睡眠は「浅い眠り」で「脳のメンテナンス」です。

脳の休息中は、脳の機能が低下し休んでいます。
睡眠時間のうちの約8割が、このノンレム睡眠です。
睡眠は質だと言われることがあります。
睡眠時間よりも、どれだけ深く寝るかが重要だそうです。


また、脳のメンテナンス時には、記憶の整理やホルモンの分泌を行っています。
記憶の整理が夢につながるのではないかという説もあります。
「寝る子は育つ」というのは、このレム睡眠中に成長ホルモンが多く出ることから言われていることです。